昨日のレッスンで出た「天からの音をおろす」ということ。
あ~なんか知っているはずなのに、思い出せない。
と1日ずっと思っていた。
だから、寝る前に、天の音をおろすってどんな感じだったっけ…
と思いながら、うつらうつらしていたら。
急に演奏がはじまったのよ。
こころ?体全部?の中で。
それは中学時代のNHKの合唱コンクールの自由曲で。
ある日の、ある演奏なのだけど。
机の位置やピアノの音、指揮の先生の顔まで、再現されるかのように演奏がはじまった。
1音目がでた瞬間に「何が起こりはじめたの?」と思ったぐらい、すんだ空気がはりつめていた。
へんな話だけど、歌ってる最中に、何かに動かされているような
わたし達の力ではないという感覚があった。
力がまったくいらない。
それなのに、すべてが納まっていく。
ちょっとこわいぐらいの感覚。
おわった瞬間の「これが音楽なんだ。わかってしまった…!」っていう歓喜まで思い出した。
先生が終わった瞬間に「ブラボー!!」って心底うれしそうに叫んだ。
そうそう、これを私はもう1回感じたくてねえ…。
1回感じてしまったら、もう魔法に魅入られたようなもの。
だから、わたしはずっと音楽から離れられないのだった。
その感触を思い出すことができて、本当にじーんときた朝でした。
願わくば、その瞬間が本番、いや毎回きますように…(*´Д`)
↑
滅多にこないこの瞬間。このためにずっと練習(音楽の筋トレ)するワケだー。
音楽人生の関連記事
毎回暇つぶしからはじまる音楽人生 小学校から現在までのストーリー
細みのフロントマンに憧れる秋元康