そもそもボイスヒーリングとは何なのか?効果や変化【わたしの場合】

今回は、そもそもヴォイスヒーリングとはいったい何なのか?

という事についての記事です。

 

演奏会をする関係で

最近ヴォイスヒーリングについて説明をする機会が多くなってきました。

 

そうすると「ボイスヒーリング」という名前のためか

実際とは違うイメージで受け止められている事に気づいたんです。

 

このボイスヒーリング、

もちろん歌のテクニックも学びますが

心も身体もすべて扱いますし

出てくる用語も抽象的なイメージだったりで

実際の内容が伝わりにくいなーと。

 

そうだとすれば、出会えるはずの方とすれちがっている可能性もあるし

期待していたものと違うと感じる人もいるだろうと思います。

そして、それは、とても、もったいない事だと感じました。

 

そこで、この機会に「ボイスヒーリングってなに?」と

感じている方、はじめてこの言葉に出会った方に向けて

できるだけ、わかりやすい言葉で説明しようと思います。

 

ボイスヒーリングとは?

ボイスヒーリングという言葉を聞いて、どんな音や声が思い浮かびますか?

 

わたしは、アロママッサージや、癒しのお店にいくと流れている

「癒しのCD」だとか「F分の1ゆらぎのモーツアルト」

「瞑想のための音楽」を連想します。

 

癒しの音をきいて、癒されるイメージですね。

はじめて、この言葉に出会った方も

ほとんどが、そういった感じの音楽とシチュエーションを

思い浮かべるのではないかと思います。

 

ボイス=「声」、ヒーリング=「癒す」という名前がついているので

「聞いている人を声で癒す」音楽というイメージがわくのではないでしょうか。

 

 

しかし、わたしたちが学んでいるボイスヒーリングは

そういったものではないのです。

 

 

いえ、確かにヒーリング(癒し)ではあるのです。

しかし、聞いている人が声や音楽で癒されるというのは

「棚からぼたもち」的な結果なんですね。

 

このボイスヒーリングは相手を癒す事が目的ではありませんし

ヒーラーになるために学ぶものでもありません。

 

ボイスヒーリングはまず自分自身から出発します。

そして空間に響かせる発声法です。

 

ボイスヒーリングでは、最初に自分の内側を響かせます。

 

しかし、内側に何かひっかかりがあると響きません。

 

例えば、太鼓も、何もない、誰もさわってない状態だと

叩けば、ドーンドンと、いい音で響きわたりますよね。

 

ところが、太鼓の上に物がのっていたり

太鼓の皮を手で押さえたりしていると

いくら上手に叩いても響きません。

 

これは、私たちの身体や心の中も同じです。

 

身体のゆがみが原因であることもありますし

無意識のうちに心にひっかかっている思い込みだったりもします。

 

これが、太鼓の上にのっている物や手と同じです。

 

こういったものがあると

身体が無意識に硬くなったり緊張したり。

空気も通りづらくなります。

そうすると、声が出なかったりラックスした状態で声が響かなかったりするのです。

 

 

この事については

テクニックの練習をしてきた方ほど

限界をよくおわかりになると思います。

 

 

ボイストレーニングをすると

そのひっかかりに自分自身で気づくことができ

整えていくことで、声にも変化がでてきます。

 

 

その結果このような流れになっています。

 

自分自身の内側がととのえられ響く

空間と響きあう

空間にいる人と響きあう

 

 

たとえば、優しくて穏やかな人のそばにいると

言葉がなくとも、自分も落ち着いてきますよね。

 

逆に、いつも何かを非難したり

見張っている人の側にいると

落ち着かず逃げだしたくなってしまいます。

 

言葉をかけられたわけでもないのに

そんな気持ちになってしまうことはないでしょうか?

 

歌っている人自身が出発点であるのに

聞いている相手がなぜか癒されるというのは

これと同じような仕組みであると思っています。

 

なお、ボイスヒーリングには、方法や目的も違う講座が

全国で各種あるようです。

お好きなものを選んでみるといいかと思います。

ボイスヒーリングでは何を学ぶ?どんな声を出すの?

 

ボイスヒーリングではジャンルは問いません。

ポップスでもクラシックでも朗読でも演劇でもすべて同じです。

「声」を扱うものです。

 

まず呼吸法から学びます。

地のしたや、天上、前後左右にむかって呼吸をおこないます。

また声をだすときの空間の意識のとり方についても学びます。

 

つぎに、ごく弱いハミングで声をだしていきます。

 

この基礎ができるようになってから、少しずつ声や歌をのせていきます。

 

美しい音というのは、自分のテクニックで出すものではなく

外側の世界にすでにある。

すでに存在している音の粒を呼び起こす、魂で響き合う

そのように考えます。

 

ここまでくると、少々ついてこれない方が

出てくるかもしれません(笑)

 

ただ、私自身も中学時代に合唱部の練習のさなかに不思議な体験を

したことがあるのですが

中学時代のたった1回の音楽の魔法の記憶

音楽というか芸術というのは

求め続けていると、何か大きなものとつながる瞬間があるのではないかと

思っています。

 

こうなってくると

例えば、呼吸をしたり、声をだしていると

身体や、心の中に何か歪みやわだかまりがあると

(それは大概は普段は意識ができないものなのですが)

呼吸がぬけない、音がとんでいかない、響かないということが

すぐにわかるようになります。

 

そこからは、あらゆる角度から

自分を見つめる時間のはじまりです。

 

思わぬ自分の中の思い込みや歪みを発見することになります。

普段であれば放置するところでしょう。

でも放置しておけば、なかなか声が響いていかないことが

自分でもわかるので

少しずつ逢い向かい、癒していくという事になります。

 

もちろん、一筋縄ではいきません。

本当に少しずつ少しずつ自分の中を整えていきます。

(わたしも、まだまだ途中ですし一生かけてやっていく事でしょう)

 

その結果

自分が本来もっている声が

声帯に無理をかけることなく出るようになります。

これは、ヴォイスヒーリングの説明の中ではよく「0地点」

という表現で出てきます。

 

 

また声や歌が空間やこころに響くようになります。

 

 

最初にも述べましたがジャンルは問いません。

クラシック

ポップス

ミュージカル

演劇

いろんなジャンルの方がいますが、すべて基本は同じです。

いえ、何かをやっていなくてもいいのです。

実際、生徒さんの中には

まったく歌をうたわない方もたくさんいます。

声は毎日使っているので

日常の生活の中で生かしていくことができます。

 

わたしがボイスヒーリングを学んだきっかけ 効果や変化

 

わたしがボイスヒーリングを学びはじめたのは

こちらの記事でも詳しく書いているのですが

講師の大塚れなさんの歌を聞いてです。

大塚れなさんの歌がはじまったら

聞きながら涙が両目から止まらないんです。

悲しい歌じゃないのに、なぜか、涙がでるんです。

 

悲しい歌だと簡単に涙がでますよね。

悲しい歌や悲しい話で泣かせるのって割と簡単なんです。

でもそうじゃなくて、何か心に触れるものがあって

涙が自然に流れてくるんです。

 

歌はたくさん聞いていたのですが

歌をきいて自然と涙が流れるというのは

一人の方が歌ったうたでは、はじめてでした。

 

それから「どうしたらこんなに人の心を打つ歌が歌えるんだろう?」と

不思議に思って、謎をときたくなったのが学びのはじまりです。

ですから、私の場合ヒーリングはどうでもよくて

ただ歌を学びたくてはじめたのでした。

 

習ってみたら、今まで習ってきたヴォイストレーニングとは

まったく違うものでした。

最初は訳もわからず呼吸の仕方をトレーニングしていました。

後になると、これがとても大事なんだってことが

わかるんですけどね~。

 

最初の数か月は訳もわからずすぎていきましたが

いつの間にか変化がでてきました。

 

最初の変化は

しゃべる声が腹の底からでるようになったこと。

自分の声があまり好きではなく

しゃべるのも苦手だったのですが

実はこの声を好きな人がいる

しゃべるのがたどたどしくても「そこが信頼できる」と言ってくれる人がいる

つまり「このままでOKなんだ」という事が腑に落ちてから

声の響きがかわってきました。

 

たぶん、声をつくろう、やまくやろう、うまくしゃべらなきゃ

という余計な力みが抜けたのだと思います。

 

次に…ひっかかりを見ないようにしていたのが

無視できなくなりました。

というのは、日々、声や呼吸で体の中に風をとおしているようなものですから

「あ~これほんとはうそついてるわ」

「あ~これ自分が思ってるのと違うことやってるわ」

なーんてことを無視すると、つまるんですよ!

 

自分に正直な選択をしていると

体の中に風がとおることに気づきました。

 

そうなると

身体も素直になって

無意識の身体のこわばりがとけていき

声にすごくいい影響がでてくるように思います。

 

声って筋肉がすごく関係しますから。

 

だから、一見関係ないようで

日々の生活がとても声に関係するのだと実感しています。

(声だけではなくすべてつながっている)

 

もちろん歌も

周りのみなさんがいうには

とても上達したようです。

 

声量がアップした

息がつづくようになった

高音でも喉に無理がかからなくなった

など、いろんな変化がありました。

 

ボイスヒーリングはどんな人におすすめ?

 

ボイスヒーリングには

歌の上手い、下手はまったく関係ないですし、ジャンルも関係ありません。

 

・声楽で声帯をいためてしまった

・声量に自信がない

・ヴォーカリストだけれどもテクニックでの学びに限界を感じている

・人のこころに届く歌を歌えるようになりたい

・声に自信がない

・歌が本当は好きだ

・しゃべることに自信がない

・声のコンプレックスでコミュニケーションに自信がない

・自分がないような存在がふわふわしている

・こころを整えたい

 

こんな方におすすめです。

もちろん、特に理由がない、ただやってみたいだけでも

OKです!

ボイスヒーリングの講座と演奏会のご案内

 

わたしが学んでいるボイスヒーリングの講座は大塚れなさんの「魂の癒しの学校」で学べます。

大塚れなのオフィシャルブログ

※体や心もととのえるという観点から、セッションもセットになっています※

 

その他、各メンバーでモニター体験や歌会なども行っています。

開催日程はどんどん変わりますのでここではリンクをはれませんが

検索してみてください。